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木質材料の試験方法

木質材料の試験方法についてよくある質問

Q木材等の硬さ試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

A硬さ試験とは、木口面、柾目面及び板目面について、直径10mmの鋼球を深さ1/πmmまで圧入したときの荷重を測定する試験で、JIS Z2101の木材の試験方法にて規定されています。

Q釘接合せん断試験及び釘引き抜き試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

Aいずれの試験も、構造用パネルのJAS規格に規定されているもので、釘接合せん断試験とは、試験片を乾燥材に太め鉄丸くぎで接合し、板面に平行に圧縮し、最大耐力を測定する試験であり、釘引き抜き試験とは、前述の釘をその長さの1/2まで試験片に垂直に打ち込み、その釘の最大引き抜き耐力を測定する試験です。

Q面内せん断試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

A合板のJAS(構造用合板の規格)に規定されている試験で、試験片の両面を鋼板にてボルト締めし、試験片の対角線方向(上下方向)より荷重を加え最大荷重を測定する試験です。

Q木ネジ保持力試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

AJIS B1112に規定する木ねじを試料に垂直にねじ込み、試験片を固定して木ねじを垂直に引き抜き、それに要する最大荷重を測定する方法で、JIS A5908(パーティクルボード)で規定されています。

Q木材の耐火性能試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

A建築物は、面積、高さ、用途及び地域別により必要とされる耐火性能、準耐火性能、防火性能、遮炎性能は異なり、梁、柱、耐力壁等ごとに要求性能が定められています。加熱試験方法は、JIS A1304(建築構造部分の耐火試験方法)にて規定されています。

Q塗膜の試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

A塗膜の評価方法は、製品の使用目的によって異なり、例えばフローリングや家具では、塗膜付着性、硬度、耐衝撃性、耐湿性、耐汚染性、耐光性等が評価されます。これらの試験方法は、JASでは特殊加工化粧合板で、JISではK5600で規定されています。

Q寸法安定性試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

A各種木質材料の寸法安定性能の評価法としては、吸湿による長さ変化率(線膨張率)を求める方法で、測定方法はASTM D1037に規定されています。

Q木質材料の防腐・防蟻効力室内試験とは、どのような試験方法なのか。

A防腐性能試験(室内試験)は、スギ辺材の木片に防腐剤を吸収させたものに耐候操作を行い、オオウズラタケ、カワラタケの菌そう上に繊維方向を垂直に12時間放置し腐朽させ、腐朽による質量減少率を求めます。
一方、防蟻性能試験(室内試験)は、スギ辺材の木片に防虫剤を吸収させたものに耐候操作を行った後、イエシロアリの職蟻と兵蟻を投入した飼育容器内に置き、21日間食害操作を行い、試験終了後、処理試験体の質量減少率と、職蟻の総死亡数による死虫率を求めます。

Qフィンガージョイント部の接着試験とは、どのような試験方法で、どの規格で扱っているか。

A曲げ試験又は引張り試験にて対応しています。集成材のJASでは、曲げ試験又は引張り試験を、枠組壁工法構造用たて継ぎ材のJASでは、曲げ試験を規定しています。